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作曲にて、次の音は何にする? メロディのコツ、考え方 初心者向け

メロディ次の音アイキャッチ メロディ
この記事は約5分で読めます。
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コードCの構成音は、「C E G」です。

コードをC,最初の音をCにしました。

次の音は、何に進みますか?

ヒロイン
ヒロイン

Dと言いたいですが、ここは裏をかいて休符、付点2分休符。

ブーキー
ブーキー

普通にDでも、良かったのですが・・・

Dに行きますと、スムーズなメロディの進行です。

コードCの和音構成音Eに進むのは、どうでしょうか?

この記事ではメロディの進み方について、解説しています。

  • 和音構成音に進む場合
  • 非和声音に進む場合
  • 次の音を、何の音に進むのか

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スケール

作曲で最初に決めるのは、キーです。

キー=Cメジャーのスケールを、記載します。

Cメジャースケール
Cメジャースケール

メロディの中心となる音は、スケールの音です。

Cメジャースケールの場合、「CDEFGAB」、「ドレミファソラシ」が音の中心となります。

コードの構成音と構成音でない音

和音構成音

Cメジャーコードにつける、メロディを考えてみます。

Cメジャーコード
Cメジャーコード

Cメジャーコードの構成音「CEG」を、和音構成音と呼びます。

この3つの音を中心に、メロディを考えていきます。

ヒロイン
ヒロイン

和音構成音だけでメロディを作れば、名曲はできますか?

ブーキー
ブーキー

和音構成音だけのメロディでは、面白くありません。

和音構成音は、安定感があります。

和音構成音だけで、メロディを作ってみました。

和音構成音でメロディ
構成音だけのメロディ

和音を同時ではなく、1つずつ鳴らす方法を分散和音と言います。

分散和音で全てメロディを作ると、外れた音がない為、安定感がある。

全てを分散和音で作る、デメリットです。

(1)「ドミソ」と音が1つ飛びなのは、「ドレミ」と続くのに比べて歌いにくい

(2)和音構成音と同じ音の為、音が埋もれやすい。

(3)安定した音だけなので、面白みのないメロディになる。

その為に和音構成音「CEG」以外の音、「DFAB」を使うことを、考えなければなりません。

ただしあくまでも、メロディの中心音は和音構成音です。

(1)長く伸ばす音

和音構成音で伸ばす

(2)何度も使う音

和音構成音を中心にする
和音構成音を中心にする

長く伸ばしたり、何度も使う音は和音構成音を使った方が、好ましいです。

非和声音

和音構成音「CEG」以外の音、「DFAB」を非和声音と呼びます

非和声音の特徴を、4つ記載します。

(1)和音構成音でないため、音は不安定

(2)不安定な為、音が目立つ。

(3)不安定な為、早く和音構成音に戻りたい。

(4)非和声音は、メロディを前に進める力がある(和音構成音に戻りたい為)

非和声音の使い方は、和音構成音とは逆です。

(1)連続して使わない。

(2)長くは伸ばさない。

連続して使わないようにする為には、どうすれば良いのでしょうか?

1つの方法として非和声音を、和音構成音の間に入れることで解決できます。

「和音構成音」ー「非和声音」ー「和音構成音」

このようにすれば、非和声音が連続しなくなります。

間の入れ方を、2つ紹介します。

メロディ 刺繍音

和音構成音から1つ隣の非和声音に行き、また同じ音に戻る場合、刺繍音(ししゅうおん)と呼ぶ。

刺繍音
刺繍音

上記の譜面は和音構成音「C」から、隣の非和声音「D」にいき、元の「C」に戻ります。

メロディ 経過音

和音構成音から、隣の非和声音にいき、同じ方向にある隣の和音構成音に行く場合、経過音と呼ぶ。

少し分かりにくかったので、違う言い方を記載します。

違う和音構成音の間に入る場合が、経過音。

経過音
経過音

上記の譜面は和音構成音「C」から、一つ上の非和声音「D」にいき、同じ上方向の和声構成音「E」に進行してます。

メロディ 次の音

1つのメロディの音があり、その次の音をどうするのか?

3つに分かることができます。

同音

1つ目は、同音の連続です。

メロディ同音
同音
ヒロイン
ヒロイン

この記事はたこ焼きが食べたくなる、お腹の空く内容ですね。

ブーキー
ブーキー

冷凍たこ焼きが、お勧めです。電子レンジで温めるだけで、簡単に作れます。しかも美味しい。

同音ですので、音程に変化がありません。

リズムも音程も、単調です。

同音の場合、少し複雑なリズムにして、変化を加えます。

同音にリズム

メロディ 順次進行

2つ目は、順次進行です。

順次進行とは、隣の音に進むこと。

C→Dと上に、D→Cと下に、どちらに進んでも順次進行です。

順次進行

「ドレミファソラシド」を聞いて感じるのと同じように、順次進行はスムーズな進行です。

メロディ 跳躍進行

最後は、跳躍進行です。

隣の音以外にいくことを、跳躍進行と言います。

隣の音以外なら、上にいくのも、下にいくのも跳躍進行です。

例えばDから上の「E」、下の「C」以外に進むと、跳躍進行になります。

下記の譜面は「たこ」が「C→G」に、5度跳躍しています。

歌ってみると分かりますが、跳躍進行をした部分は強調されます。

跳躍進行たこを強調
跳躍進行たこを強調

逆に次の楽譜は「やき」が「C→G」に、5度跳躍しています。

跳躍進行やきを強調
ヒロイン
ヒロイン

申し訳ございません、早退してたこ焼きを買ってきます。

ブーキー
ブーキー

いってらっしゃいませ。

非和声音から非和声音に跳躍しますと、その部分が強調されます。

外れた歌になってしまうため、使わない方が無難です。

非和声音で跳躍進行
非和声音で跳躍進行

跳躍進行は使いすぎると、上下に振れる歌いにくい曲になってしまいます。

メロディ次の音 まとめ

(1)和音構成音を、メインで考える。

伸ばしや、よく使う音は和音構成音にする。

(2)和音構成音だけでは、退屈なメロディになってしまう。

その為、非和声音も使う。

(3)非和声音は、基本的に連続しては入れない。

和音構成音の間、短い音符で入れるのが無難。

(4)順次進行は、なめらかな進行。

(5)跳躍進行はインパクトがあるが、使い過ぎは良くない。

メロディの作り方 本があまりない

メロディは音楽において、重要な役割を担っています。

しかしコード理論についての本は多いけれど、メロディの作り方専門の本は少ないのが現状です。

次の記事ではメロディを作る上で、お勧め参考書を2冊紹介しています。

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