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【Studio One】ベースのスライド奏法、作り方【打ち込み】

ベーススライド奏法アイキャッチ ベースの打ち込み
この記事は約6分で読めます。
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Studio Oneのベースにおける、スライドの打ち込み方を、お調べ中でしょうか?

ヒロイン
ヒロイン

私もベースから逃げるような球、投げたいです。

ブーキー
ブーキー

野球の球種、スライダーですか?

ベースのスライドは、よく使われる奏法の1つです。

音程を滑らかに、変化させることができます。

この記事ではStudio Oneで、ピッチ・ベンドを使用したスライドの表現方法を、紹介しています。

  • ベースのスライドとは?
  • ピッチ・ベンド・レンジの設定
  • ピッチ・ベンドでスライドの作成

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ベースのスライドとは?

スライドはギターで広く知られていますが、ベースでも多くのジャンルで使用されています。

スライドとは、どのような奏法なのでしょうか?

ベースのスライドは押弦した指を、弦の上で滑らせることによって、音程を変化させる奏法。

ベースのスライド奏法
ベースのスライド奏法

スライドを使うことで、滑らかに連続した音の移動ができます。

スライドの速さや長さを調整することで、音楽的な幅と表現力が広がります。

スライドとよく似た奏法が、グリッサンドです。

グリッサンドは始める点、もしくは終わる点のいずれかが、はっきりとしていません。

対してスライドは、始まる点と終わる点、両方が明確です。

スライドとグリッサンド
スライドとグリッサンド

オートメーションとピッチ・ベンド

この記事ではベースのスライドを、オートメーションにあるピッチ・ベンドを使って表現します。

オートメーションでは、何ができるのでしょうか?

オートメーションはパラメーターの値の変化を記録し、記録どおりに値を変化させることができる機能。

オートメーションレーンが表示されていない場合、編集画面の下にある波線マークをクリックします。

波線マークで。オートメーションレーンの表示/非表示が、切り替わります。

オートメーションレーンの追加
オートメーションレーンの表示

ピッチ・ベンドでは、何ができるのでしょうか?

ピッチ・ベンドは、音程の連続変化をコントールするパラメーター。

ピッチ・ベンドは、オートメーションの中にデフォルトで入っています。

ピッチ・ベンドの画面
オートメーションにあるピッチ・ベンド

半音と全音

ピッチ・ベンドを使うには、半音と全音とは何か?について、知っておく必要があります。

ピアノの白鍵盤、黒鍵盤を1列と考えて並べます。

隣り合う、二つの音の差を「半音」と言います。

ある音と、2つ隣の音との差を「全音」と言います

半音2つで、全音です。

半音全音
半音と全音

CとC#はお隣さんなので、半音の関係です。

白鍵盤同士でも、半音の関係はあります。

EとFはお隣さんにて、半音の関係です。

CとDは二つお隣さんなので、全音の関係になります。

Studio One ベンド・レンジの設定

ピッチホイールを最大に動かした時のピッチの変化量、ピッチ・ベンド・レンジを設定します。

ヒロイン
ヒロイン

なるほど、なるほど。意味、分かりませんね。

ブーキー
ブーキー

この後の例で、分かるようになりますよ・・・たぶん。

次の画面はStudio One付属のPresence XT、Pop Bassの画面です。

PopBassの画面
Presence XT Pop Bass

左下の「Bend」パラメーターで、半音単位でベンド・レンジが設定できます。

上の値がアップベンド、下の値がダウンベンドの範囲です。

デフォルトでは、ベンド・レンジは2です。

ベンド・レンジが2の場合、最大にした時に、半音2つ分ピッチが上がることを意味する。

ベンド・レンジ2
ベンド・レンジ2

試しにベンド・レンジを2、ベンド・ピッチを最大値1.00にし、A3を打ち込んでみます。

A3の半音2つ上(A3→A#3→B3)、B3が鳴りました。

ベンド・レンジ2 ピッチ・ベンド1.00
ベンド・レンジ2 ピッチ・ベンド1.00
チューナーB3
チューナB3

同じくベンド・レンジを2、ピッチ・ベンドを半分の0.50で、A3を打ち込んでみます。

A3の半音1つ上、A#3が鳴りました。

ピッチ・レンジ2 ピッチ・ベンド0.5
ピッチ・レンジ2 ピッチ・ベンド0.5
チューナーAシャープ3
チューナーAシャープ3

半音12個で、1オクターブです。

ベンド・レンジを、12にしてみます。

ベンド・レンジを12、ピッチ・ベンドを最大した時、1オクターブ上の音が鳴る。

ピッチ・レンジ12
ピッチ・レンジ12

ベンド・レンジを12、ピッチ・ベンドを最大値1.00、A3の音を打ち込んでみます。

A3の1オクターブ上、A4の音が鳴りました。

ピッチ・レンジ12 ピッチ・ベンド1.00
ピッチ・レンジ12 ピッチ・ベンド1.00
チューナーA4
チューナーA4

今までのベンド・レンジの設定は、Studio One付属のPresence XTでした。

Standard Bassの場合、ベンド・レンジは右上の方にある、赤枠の部分で変更できます。

StandardBassPitchBendRange
StandardBassPitchBendRange

ピッチ・ベンドでスライド

ベースの構造について、少し説明します。

ベースには音程を区切るフレットがあり、隣のフレットとは半音の関係です。

指板の音
指板の音

ベースのスライドは押弦した指を、弦の上で滑らせることによって、音程を変化させる技法です。

ベースにはフレットがある為、スライドすると半音単位に近い感覚で、ピッチが変化する。

ベンドレンジを2

ベンド・レンジを2、C→Dとスライドさせてみます。

C→D スライドの楽譜
C→D スライドの楽譜

ピッチ・ベンドが最大値1.00で、半音2つ分ピッチが上がります。C→Dです。

ピッチ・ベンドが半分の0.50で、半音1つ分ピッチが上がります。C→C#です。

Cの音を打ち込み、ピッチ・ベンドを0→0.50→1.00と階段にすると、C→C#→Dと順に音が変わります。

ピッチ・ベンドレンジ2 C→Dスライド
ピッチ・レンジ2 C→Dスライド

次の音のEを打ち込む際に、ピッチ・ベンドは元に戻します。

元に戻さないと、Eの半音2つ上の音が鳴ります。

次の音を打ち込む前に、ピッチ・ベンドは0.00に戻す。

ベンド・レンジを12

ベンド・レンジを12、C→Dとスライドさせてみます。

半音1つ分上げるには、1.00÷12=0.08333・・・。ピッチ・ベンドは0.08です。

半音2つ分上がるには、1.00×2÷12=0.1666・・・。ピッチ・ベンドは0.17です。

Cの音を打ち込み、ピッチ・ベンドを0→0.08→0.17と階段にすると、C→C#→Dと音が順に変わります。

ピッチ・ベンドレンジ12 C→Dスライド
ピッチ・レンジ12 C→Dスライド

今まではフレットのある楽器でしたので、ピッチ・ベンドを階段に書きました。

フレットのない楽器、例えばフレットレス・ベースやシンセサイザーの場合、ピッチ・ベンドを直線やカーブで書くこともあります。

ピッチ・ベンド曲線
ピッチ・ベンド曲線

Studio One スライド まとめ

この記事では、ピッチ・ベンドを使ってスライドを表現しました。

ピッチ・ベンドレンジ2 C→Dスライド
ピッチ・レンジ2

ピッチ・ベンドの値をいくつにするのかは、設定したベンド・レンジの値によって変わってきます。

ベンド・レンジ2
ベンド・レンジ2

ベンド・レンジを12にした時、ピッチ・ベンドをどのくらいの値にすれば良いのか?の目安を、表にしました。

半音2つの0.1666・・・は、0.16までしか入力できません。この記事では四捨五入して、0.17と記載しました。

半音ピッチ・ベンド半音ピッチ・ベンド
10.083370.5833
20.166680.6666
30.2590.75
40.3333100.8333
50.4166110.9166
60.50121.00
ベンド・レンジを12にした場合
ベース・ラインのパターンを増やす為に
ベース・ラインのパターンを増やす為に

ベースは音楽において、リズムやハーモニーの基盤となる、欠かせない楽器です。

音楽の骨格を支え、楽曲に深みと力強さを与える楽器が、ベースです。

ベース・ラインは理論、作り方の思考方法を覚えると、パターンを増やすことができます。

次の記事では、打ち込みにおけるベースを勉強する際に、お勧めの本を紹介しています。