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【音楽】メジャーダイアトニックコードの、テンションとは【コード】

メジャーのテンションアイキャッチ ノンダイアトニックコード
この記事は約10分で読めます。
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音楽における、テンションはご存知でしょうか?

ヒロイン
ヒロイン

「宿題多くて、テンションだだ下がり」が、私の口癖です。

ブーキー
ブーキー

そのお気持ち、よく分かります。

CM7やDm7などの基本的なコードの上に、さらに音を積み重ねると、緊張感のある音になります。

積み重ねる音を、テンションと呼びます。

テンションは現在の音楽において、重要な要素です。

この記事ではメジャーダイアトニックコードにおけるテンションについて、紹介しています。

  • テンションとは
  • ナチュラルテンションとオルタードテンション
  • 加えられるテンション

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テンションとは

この記事は全て、キー=Cメジャーを想定しています。

Cメジャースケールを、記載します。

Cメジャースケール度数
度数

四和音のダイアトニックコードは、「ルート、三度、五度、七度」と、三度ずつ積み重ねたコードです。

CM7の構成音は、「C E G B」。

  • ルート C
  • 三度  E
  • 五度  G
  • 七度  B
CM7の構成音
CM7の構成音

CM7よりさらに、三度ずつ音を積み重ねていきます。

  • 九度  D
  • 十一度 F
  • 十三度 A
CM7のテンション
CM7のテンション

積み重ねた音を、テンション・ノートやテンションと呼びます。

テンションの意味は、「緊張」です。

テンションが加わると、緊張感の加わった音になります。

九度と十一度、十三度はその中で、また種類が分かれます。

テンション 9th

9thは、「ナインス」と呼びます。

九度は全部で、3つです。

  • ♭9th(短九度)
  • 9th (長九度)
  • ♯9th(増九度)

CM7における9thです。

  • ♭9th D♭
  • 9th  D
  • ♯9th D♯
テンション9th
テンション9th

テンション 11th

11thは、「イレブンス」と呼びます。

十一度は2つです。

  • 11th (完全十一度)
  • ♯11th(増十一度)

CM7における11thです。

  • 11th  F
  • ♯11th F♯
テンション11th
テンション11th

♭11thは、何故ないのでしょうか?

♭11thはF♭、Eと同じ音です。

♭11thは三度の音と同じになってしまう為、テンションにはありません。

テンション 13th

13thは、「サーティーンス」と呼びます。

十三度は2つです。

  • ♭13th(短十三度)
  • 13th (長十三度)

CM7における13thです。

  • ♭13th A♭
  • 13th  A
テンション13th
テンション13th

#13thも、テンションにありません。

#13thはA#、7thのB♭と同じ音です。

#13thは7thと同じになってしまう為、テンションには入りません。

ナチュラルテンションとオルタードテンション

テンションは大きく、2つに分かれます。

ナチュラルテンション 9th 11th 13th

オルタードテンション ♭9th ♯9th ♯11th ♭13th

複数のテンションを、同時に使うこともできます。

テンションを複数使う場合に、1つルールがあります。

同じ音程にあるナチュラルテンションとオルタードテンションは、同時に使えない。

同じ音程のオルタードテンション2つ、例えば「♭9と♯9」は同時に使えます。

同じ音程にあるナチュラルテンションとオルタードテンション、例えば「♭9と9」は使えません。

違う音程であれば、ナチュラルテンションとオルタードテンションは、同時に使えます。

例えば「9と♯11」、「♭9と13」は同時に使用できます。

ヒロイン
ヒロイン

この記事難しくて、テンションだだ下がりです。

ブーキー
ブーキー

最初は難しく感じますよね、テンション。

テンションのコード表記

コードネームにおける、テンションの記載方法です。

元のコードの右上に( )括弧をつけ、括弧の中に加えるテンションの度数を記載する。

CM7にテンションD、9thを加えたコード表記です。

CM7(9)

テンションを2つ加える場合、カンマ「,」で区切って2つ度数を記載します。

CM7に9thのD、13thのAを加えたコード表記です。

CM7(9,13)

加えられるテンション

テンションには種類がたくさんありますが、どの音も加えられる訳ではありません。

コードに加えられる、加えられないテンションがあります。

コードに加えられる、テンションの条件です。

  1. スケールの構成音である。
  2. コード構成音どれか1つより、長九度の音程になる。
  3. 例外で加えられたり、できなかったりする。

Am7のテンション

Am7において、加えられるテンションを考えてみます。

Am7の構成音は、「   」。

Am7
Am7

スケールの構成音

Am7の9th、11th、13thを記載します。

♭9thB♭
9th
♯9thB#
11th
♯11thD#
♭13th
13thF#
Am7の9,11、13th

この中で、Cメジャースケールの構成音に当てはまるのは、3つです。

Cメジャースケール
Cメジャースケール
  • 9th   
  • 11th  
  • ♭13th 

Am7の構成音1つから、長九度の音程

半音と全音について、紹介します。

半音全音
半音と全音

隣り合う二つの音の差を、「半音」と言います。

ある音と2つ隣の音との差を、「全音」と言います。半音+半音=全音です。

オクターブ上は、八度です。長九度は言い換えれば、下記と同じになります。

  • 1オクターブ上+長2度
  • 1オクターブ上+全音1つ

Am7にて、テンションとして加えられそうな候補、3音を再掲載します。

  • 9th   
  • 11th  
  • ♭13th 

  」が、Am7の構成音「   」から長九度の音程になるのかを、見てみます。

長九度では探しにくいので、分かり易いように全音1つの音程で探します。

ピアノでAm7のテンション
ピアノでAm7のテンション

とコード構成音は、全音1つ分の音程。はテンションに使えます。

とコード構成音は、全音1つ分の音程。はテンションに使えます。

とコード構成音は、半音1つ分の音程。はテンションとして、加えられません。

Am7に加えられるテンションは、2つです。

  •  9th
  •  11th
Am7(9,11)
Am7(9,11)

Dm7のテンション

続いて、Dm7のテンションを考えてみます。

Dm7の構成音は、「   」。

Dm7
Dm7

スケールの構成音

Cメジャースケールの構成音は、「      」です。

Dm7に加えられるテンションの候補は、3音になります。

  •  9th
  •  11th
  •  13th

  」がDm7の構成音「   」と、長九度の音程になるのかを見てみます。

ピアノでDm7のテンション
ピアノでDm7のテンション

はコード構成音と、全音1つ分の音程。はテンションに使えます。

はコード構成音と、全音1つ分の音程。はテンションに使えます。

はコード構成音と、全音1つ分の音程になります。

しかし例外にて、はテンションに基本的に加えられません。

FとBでトライトーンの形成

何故にDm7にて、Bはテンションに使えないのでしょうか?

ドミナントコードに、G7があります。

G7の構成音は「G  D 」です。

G7の大きな特徴は、でトライトーンを形成することです。

トライトーン

Dm7にテンションとして、13thのBと加えたDm7(13)の構成音は、「D  A C B」。

Dm7(13)でも、「」のトライトーンができてしまいます。

Dm7(13)はG7と、似たコードになってしまいます。

よってDm7においてBは、テンションとして基本的に認められていません。

Dm7のテンションは、2つになります。

  •  9th
  •  11th
Dm7(9,11)
Dm7(9,11)

CM7のテンション

CM7のテンションを、考えてみます。

Cメジャースケールは、「      」。

CM7は「   」。

スケール構成音で残るは、「  」。

CM7のテンションに使えそうな候補は、3つです。

  •  9th
  •  11th
  •  13th

  」がCM7の構成音「   」と、長九度の音程になるのかを見てみます。

ピアノでCM7のテンション候補

はコード構成音と、全音1つ分の音程。はテンションに使えます。

とコード構成音と、半音1つ分の音程。はテンションに加えられません。

とコード構成音は、全音1つ分の音程。はテンションに使えます。

CM7に加えられるテンションは、2つになります。

  •  9th
  •  13th
CM7(9,13)
CM7(9,13)

CM7のテンション F#

ここでまた1つ、例外を紹介します。

♯11thのF♯は、Cメジャースケールの構成音ではありません。

しかしCリディアンスケールとすると、F#はスケールの構成音です。

Cリディアンスケール
Cリディアンスケール

テンションF#を、Cリディアンスケールより借用したと考えると、F#も使うこともできます。

CM7(#11)
CM7(#11)

この辺りはまた違う話になってきますので、詳細は割愛します。

Em7のテンション

今更ながら、4和音のダイアトニックコードを記載します。

4和音ダイアトニックコード
4和音のダイアトニックコード
ヒロイン
ヒロイン

何故に最初に、記載しなかったのですか?

ブーキー
ブーキー

最初は、1つずつ丁寧に。ここからは、省略して書くからですよ。

Em7に加えられるテンションは、何になるのか?を考えてみます。

Em7の構成音は、「   」。

スケール構成音で、テンションに加えられそうな候補3つです。

  •  ♭9th
  •  11th
  •  ♭13th
ピアノでEm7のテンション候補
ピアノでEm7のテンション候補

はコード構成音と、半音の音程。

はコード構成音と、全音の音程。

はコード構成音と、半音の音程。

Em7に加えられるテンションは11thの、1つになります。

Em7(11)
Em7(11)

FM7のテンション

FM7のテンションについて、見てみます。

FM7の構成音は、「   」。

FM7に加えられるテンション、3つです。

  •  9th
  •  #11th
  •  13th
ピアノでFM7のテンション

とコード構成音は、全音の音程。

とコード構成音も、全音の音程。

とコード構成音も、全音の音程。

FM7では「  」の3つが、テンションとして加えられます。

FM7(9,#11,13)

Bm7(♭5)のテンション

Bm7(♭5)に加えられるテンションについて、考えてみます。

Bm7(♭5)の構成音は、「   」。

スケール構成音で、テンションに加えられそうな候補、3つです。

  •  ♭9th
  •  11th
  •  ♭13th
ピアノでBm7(♭5)のテンション候補
ピアノでBm7(♭5)のテンション候補

はコード構成音と、半音の音程。

はコード構成音と、全音の音程。

はコード構成音と。全音の音程。

Bm7(♭5)に加えられるテンションは、2つになります。

  •  11th
  •  ♭13th
Bm7♭5(11♭13)
Bm7(♭5)(11♭13)

G7のテンション

最後はドミナントコード、G7のテンションです。

G7の構成音は、「   」。

テンションに加えられそうな、候補3音です。

  •  9th 
  •  11th
  •  13th
ピアノでG7のテンション候補
ピアノでG7のテンション候補

はコード構成音と、全音の音程。

はコード構成音と、半音の音程。

はコード構成音と、全音の音程。

G7に加えられるテンションは、2つです。

  •  9th
  •  13th

9thと13thは、ナチュラルテンションです。

ドミナントコードのテンションだけには、例外が1つあります。

ドミナントコードのテンションだけは、オルタードテンションが条件に関係なく加えられる。

オルタードテンションの「♭9th ♯9th ♯11th ♭13th」も、G7に加えることができます。

言い換えれば今回の場合、使えないのは11thのCだけとなりました。

G7のテンション
G7のテンション
ヒロイン
ヒロイン

テンションが切れて眠気と戦う、長い記事でした。

ブーキー
ブーキー

大変ご苦労様でございました。

テンション まとめ

テンションとして加えることができる、4つの条件を記載します。

(1)スケールの構成音である。

(2)コード構成音どれか1つより、長九度の音程になる。

(3)同じ音程にあるナチュラルテンションと、オルタードテンションは同時には使えない。

(4)ドミナントコードのテンションだけは、オルタードテンションが条件に関係なく加えられる。

最後に加えられるテンションを、ディグリーネームにて記載します。

メジャーダイアトニックコードにおけるテンション
メジャーダイアトニックコードのテンション
コード理論を勉強する為に
コード理論を勉強する為に

コード理論・進行をさらに勉強したい場合、専用の本で覚えることをお勧めします。

コード理論はいきなり難しい項目から見ても、理解するのは難しいです。

本は覚えるべき点から順に解説されている為、理解もしやすく効率的に学ぶことができます。

次の記事ではコード理論・進行を勉強するのに、お勧めの本を紹介しています。