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【シンセサイザー】Mai Tai フィルター・エンベロープとは

フィルターエンベロープアイキャッチ シンセ Mai Tai
この記事は約6分で読めます。
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シンセサイザーのフィルター・エンベロープは、ご存知でしょうか?

ヒロイン
ヒロイン

フィルは「満たす」だから、満たされたジップロック!

ブーキー
ブーキー

お菓子がいっぱい、入ってそうですね。

フィルター・エンベロープは、シンセサイザーの音作りでよく使います。

カットオフ周波数の時間変化を制御するのが、シンセサイザーのフィルター・エンベロープです。

フィルター・エンベロープで音色を時間変化させることで、さまざまな効果を作成できます。

この記事ではStudio Oneのシンセセイザー、Mai Taiのフェルタ―・エンベロープについて紹介しています。

  • フィルター・エンベロープとは
  • Mai Taiでの設定方法
  • ADSR
  • 逆相

フィルターについて、解説していません。

フィルターについては、こちらの記事で紹介しています。

Mai Taiがお手元にある場合、実際に動かしながら読むとより効果的です。


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フィルター・エンベロープとは?

エンベロープ・ジェネレーターを使うと、音の発生から消失までの、時間的な変化を表現できます。

エンベロープ・ジェネレーターで最初に思いつくのは、アンプ・エンベロープです。

アンプエンベロープ
アンプ・エンベロープ

アンプとフィルター・エンベロープの違いは、何をコントールするのか、対象の違いです。

音量をコントロールするのが、アンプ・エンベロープ

フィルターの開閉をコントロールするのが、フィルター・エンベロープ

フィルターの開閉、音色を時間の経過とともに変化させるのが、フィルター・エンベロープ。

フィルター・エンベロープを使うと、次の例も表現できます。

  1. 音の鳴り始めは、音色が暗い。
  2. フィルターが徐々に開き、音色が明るくなっていく。
  3. 頂点まで明るくなった後、フィルターが徐々に閉じ、音色が暗くなっていく。

音量を変化させるアンプ・エンベロープは、下記の記事で紹介しています。

Mai Tai フィルター・エンベロープの設定

Studio Oneのシンセサイザー、Mai Taiのエンベロープ・ジェネレーターは3基です。

フィルターエンベロープ
フィルター・エンベロープ

一番上の「Amp Env」は、アンプ・エンベロープ専用です。

フィルター・エンベロープは、下の2基で作れます。

今回は「Env2」を、フィルター・エンベロープにするとします。

最初にEnv2のモジュレーション先を、何にするのかを決めます。

今回はフィルター・エンベロープの為、モジュレーション先は「フィルターのカットオフ」です。

モジュレーション先の設定はMai Taiの下の方にある、モジュレーションマトリックスで行います。

モジュレーションマトリックス
モジュレーションマトリックス
  1. 「Mod A」か「Mod B」を選ぶ。
  2. 一番上はモジュレーション元、「Env 2」。
  3. 一番下はモジュレーション先、「Filter – Cutoff」。

一番上の数字「1」をクリックすると、オンとオフが切り替わります。

モジュレーションマトリックの中にある、水色のスライダーは重要です。

モジュレーションマトリックスにあるスライダーで、モジュレーション信号の量、逆相が設定できる。

  • スライダーが中央の場合、モジュレーションは発生しない。
  • 右に動かすほど、モジュレーション信号の量が上がる。
  • 左に動かすと、モジュレーション信号がマイナスの値、逆相になる。

「フィルター・エンベロープを使って、どれくらいフィルターの開閉をするか?」は、モジュレショーンマトリックの水色のスライダーで行います。

実際に音を聴きながらスライダーを動かし、変化させる量を調整していきます。

Mai Tai フィルター・エンベロープのパラメーター

Mai Taiのフィルター・エンベロープは、ADSRと呼ばれる4つのパラメーターと、ディレイが設定できます。

最初はモジュレーションマトリックスのスライダーを、右に動かす場合です。

モジュレーション信号が正の極性
モジュレーション信号が正の極性
フィルター・エンベロープのADSR
フィルター・エンベロープのADSR

(1)アタック・タイム

アタック(A)は音が鳴らされたとき、フィルターが最大に開くまでにかかる時間。

(2)ディケイ・タイム

ディケイ(D)はフィルターが最大に開いた後、サステインレベルまで閉じるまでの時間。

(3)サステイン・レベル

サステイン(S)はディケイ・タイムの終わりから、キーがリリースされるまで、フィルターが開いたまま保持される値。

(4)リリース・タイム

リリーズ(R)はキーのリリース後、フィルターが閉じるまでの時間。

フィルター・エンベロープの開閉
フィルター・エンベロープの開閉

最初にフィルターが開き、徐々に閉じていくのが自然な、通常のパターンです。

フィルターエンベロープを下記の設定にし、音にしてみました。

フィルターエンベロープのADSR
フィルター・エンベロープのADSR
フィルター・エンベロープ

フィルターが開いて、閉じた音になりました。

フィルター・エンベロープで音作りをする際に注意すべき点は、FilterにあるCutoffの値です。

FilterのCutoff
FilterのCutoff

鳴り始めの位置は、Cutoffで設定した値。Cutoffの値が、最小値になる。

Cutoffを高い周波数にした場合、すぐに最大値に達してしまいます。思うような効果が、得られないかもしれません。

Cutoffの周波数を低くした方が、より効果を感じられるようになります。

(5)ディレイ

ディレイはアタックが始まるまで、一時停止する時間。

Mai Tai 逆相

モジュレーションマトリックスのスライダーを、左側にした場合です。

左側にしますとモジュレーション信号がマイナスの値、逆相になります。

逆相にする
逆相にする

逆相にすると、先ほど出てきたエンベロープの図が、上下逆になります。

フィルター・エンベロープADSR逆相
フィルター・エンベロープADSR逆相
フィルター・エンベロープ開閉逆相
フィルター・エンベロープ開閉逆相

先ほど音にした時と、ADSRはそのまま。逆相にした場合を、音にしてみました。

フィルターエンベロープのADSR
フィルターエンベロープのADSR
逆相のフィルター・エンベロープ

フィルターが閉じる→開くに、変わっています。

逆相の場合も、Cutoffの値には注意が必要です。

鳴り始めの位置は、Cutoffで設定した位置。Cutoffで決めた値が、最大値になる。

逆相の場合はCutoffが低い周波数だと、すぐに最小値に到達してしまいます。

Cuttoffの周波数が高い方が、より効果的になります。

フィルター・エンベロープ まとめ

フィルター・エンベロープで、特に重要なパラメーターは3つです。

フィルターエンベロープで重要なパラメーター
  1. FilterのCutoff
  2. EnvのADSR
  3. モジュレーションマトリックスのスライダー

3つのパラメーターを動かし、音作りをしていきます。

シンセサイザーの音作り
シンセサイザーで音作り

シンセサイザーの音作りは、楽典や作曲とは全く違う知識が必要です。

初めてシンセサイザーをやる場合、パラメーターやつまみが何を意味しているのか、理解するのが難しいです。

プリセットからパラメーターをいじれば、イメージした音が作れるのかもしれません。

しかし「ここを触ると、このように音が変わる」と知っていた方が、実力もつくことでしょう。

次の記事ではシンセサイザーを勉強する際に、お勧めの本を紹介しています。